営業再開について
5月初めから可能な作業を開始できる予定です。怪我前にすでにお預かりの修理品が大量にあり、随分お待たせしてしまっていますので、まずはそちらを急ぎ仕上げていきます。
その頃の回復状況にもよりますが、手首に負荷が掛かるような作業はなるべくまだ控えた方が良いので、新規の受付については、一部の修理内容を除いて6月末頃まで受付を中止にさせていただきます。
事故原因とダメージ
主なダメージ
・腓骨を螺旋骨折
・膝付近の挫創
・右手首はTFCC損傷
・肩と掌に擦過傷
22時過ぎ、帰宅途中に飛び出してきた黒猫を避けて自転車で転倒、というか投げ出される。
自転車で転倒ぐらいでこんな怪我する?という状態でしたので、医師や看護師さんに度々間違えられましたが、ロードバイクでスピードを出していたんですよね?と。いわゆる普通のママチャリです。ただ下り坂を飛ばしていたので30kmぐらいは出ていたと思います。
右手から飛び出してきた黒猫を避けようとブレーキを握った瞬間までは覚えていますが、気づいたら道路に仰向けに倒れていました。
膝を震わせながら自転車を押し帰路に向かうも、身体が痛すぎるので早く家に帰ろうと震える足でペダルを漕いで帰宅・・・。
今思えば、骨が折れているのに(その時は折れているとは思っていない)自転車のペダルを漕げたのは、きっとアドレナリンの影響なのだろうと。ボクサーが試合中に拳の骨が折れたのに殴り続けられるあれです。
破れたジーパンを脱いでみると膝は骨見えている?っていうぐらいえぐれていて、血がドロドロと溢れ、足首はソフトボールくらい腫れて激痛だったのでこれは折れているなと。
骨折は救急車を呼んでいいのか?自力で夜間救急外来に行った方がいいのか?と血が止まらない膝にタオルを押し当てネット検索。
救急車を呼ぶか迷ったら、#7119
救急車と検索すると、「 呼ぶか迷ったら・#7119 」とでたので電話して聞いてみると、頭を打ったかどうか分からない場合は救急車を呼んでくださいと言われ、またはタクシーで行ける隣の区の脳神経外科を案内される。
脳神経外科という言葉にビビる。
「例えば頭を打っていなくて骨折だけだと救急外来ですか?」と尋ねるも、電話では状態がわからないのでお答えできません、と。
そりゃそうですよね、安易に答えて電話相手が死んでしまったらまずいですし。
楽観性バイアス
結局どうしたかというと、電話の後に紹介された脳神経外科病院への往復タクシー料金を調べ、8.000円かぁ〜と悩む。(そもそも往復ではなく入院になるのですが)
冷静になって後頭部を触ってみると、どこも痛くないし眼鏡も無傷だし首も痛くない。恐らくリュックで頭部への衝撃は吸収されたのだろう、と自己診断により脳神経外科は却下。
すでに時刻は23時をまわっている。
アドレナリンも切れてきているのか仕事の疲れもあったのか、とりあえずもう休みたい気分。翌日病院に行くことにして、良さそうな近場の病院をリストアップし、その晩は痛みに耐えつつ就寝。
出血が止まらない膝は血で布団を汚したくないので、タオルをきつく巻いてビニールテープでぐるぐる巻きに。
楽観性バイアス
weblio辞書より
人間心理に関する用語で、物事を自身にとって都合よく解釈してしまうこと。認知バイアスの一種(以下省略)
術後
はじめに診察した病院では手術できないということで別の病院を紹介されそのまま緊急入院。
コロナがだいぶ落ち着いた今現在でも、病院はコロナ感染予防対策が取られ、入院の際は数日置いて2度のPCR検査。
陰性にならないとその間は強制的に個室になります。看護師さんも部屋に入るたびに防護服を着用し、出るときには破棄していくというテレビで見ていた光景でした。
陰性になり大部屋に移動した後も、2階フロアーから検査で他のフロアーに移動する際には館内放送が流れ、エレベーターで他のフロアーの患者等と鉢合わせしないように導線が分けられてもいました。もちろん入院中は面会不可。
足の螺旋骨折は手術をしてプレートで補強したのであとは安静にしてリハビリ。膝は縫合、手首のTFCC損傷というのは靭帯と繊維軟骨が損傷するという怪我ですが、これは数週間安静にして装具で固定してリハビリという経過です。
右手首のTFCC損傷については靭帯が緩んでいるので完治には足の骨折より時間を要しそうです。
指先は痛くないのでこうやって入力はできますが、キーボードやマウス操作は手首に負担が掛かっているのか、この段落で手首が痛んできたので今日はこの辺りにしておきます。
お知らせ
・ロンシャンの受付は5月から開始予定です。
・その他の新規受付は一部修理内容を除き、6月末頃まで受付停止となります。
ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願い致します。