弘明寺、仕事始め。

弘明寺観音
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弘明寺坂

開けていない段ボールもまだありますが、とりあえず作業ができる環境を整え、遅れている依頼品に取り掛からないとまずいということで、すでに5月中旬から仕事は始めています(ブログの更新が追いついていません)

移転先の最寄駅は京急の弘明寺駅、駅名の通りホームの隣がお寺です。

弘明寺観音

毎日門前を通って通勤です。仕事始めにはお参りしておきました。

弘明寺かんのん通り商店街

お店の場所は坂道の参道から商店街を抜けて少し離れたところにあります。なお旧店舗でもほとんど郵送での受付となっていましたが、移転のタイミングで当面は郵送での受付のみでしばらく営業を行うことになりました。

当面は郵送での受付のみとなります

お店というより作業場です

道具や材料をとりあえずの場所に配置して1ヶ月ばかり作業を行なってみましたが、だいたいこんな感じで使い勝手は問題なさそうです。ミシンや漉き機は部屋の中央、革や資材は壁面にまとめてフィニッシャー(グラインダー)は奥の隅に。手前に写っている台は新規で購入した折り畳める1800幅の裁断机。作業机とは別に裁断机があると、一畳以上ある革が全開に広げられるので便利です。

裁断机の隣には革棚を配置。移転前にもう使わないだろうと思われる革を3割ほどを処分し、なんとかギリギリ新設の棚に収納することができました。

革棚と資材棚

6畳ぐらいのバルコニーがついています。外にも机を置いて換気が必要な接着剤を塗布する作業の際に使用しています。

主にソールや革底、リフトなど靴底周りを削る作業に使う機材のフィニッシャー(グラインダー)。

買い替えたフィニッシャー

旧店舗では大きさがこれの2倍強ぐらいあり、重さも250kg、200V動力電源が必要な機材を使っていましたが、家庭用電源で稼動できる100kgのコンパクトタイプに買い換え。ご覧の通り機材の周辺はまだ片付いていません。靴関係の資材・工具は段ボールに入ったままです。

現在受付可能な修理業務について

以前から靴とカバンの両方の修理業務を行うことでの作業効率の悪さが気になっていました。靴底周りの修理とカバンの修理では作業内容が全く異なるので並行して作業を行うことができません。

また移転に伴いまして、靴修理に使用する機材とその作業環境の整備を追加で行う必要がある為、靴底周りの修理については一旦受付停止となります。(再開の有無・再開時期は未定)

靴の修理でもグラインダーを使用しない修理内容は引き続き受付可能です。

受付可能

受付可能

受付不可

以上が現在の受付体制となります。

赤帽

今回の移転の際に利用させて頂いた赤帽の林配送さん。旧店舗はJRの踏切前ということもあり、通常の引越し業者さんのような大型トラックを駐車しての運び出しが不可能。店舗の一階と二階の荷物の運び出しも、まずは一階の機材を運び出してからでないと、2階の革やミシンなどを下ろすことが出来できない状況でした。

赤帽林配送

1日では搬出搬入できないので、仮に通常の引越し業者を利用できたとしても複数回の利用ではかなり高額な出費になってしまう・・・ということでどうしたものかと。

そこで時々街中で見かける赤帽さんってどうなのだろうかと検索。赤帽さんによってルールが若干異なるようですが、私が利用させて頂いた林配送さんの場合は、ざっくりとした荷物の大きさと量を伝えて、あとは当日荷台に詰めるだけ詰めて一回いくら、という良心的な価格設定でした。(荷物の量というよりは移動距離により費用が変わる感じです、要確認)

詰めるのもプロの技で、3Dテトリスのように荷台の空間(幅1400奥行1950高さ1800)に隙間なくぎっちり詰め込んでもらえるので軽トラックでもかなり積み込めます。

私は合計3回利用し荷物を全て運び出せました。一応2回は掛かるだろうと前もって予約し、案の定2回目では全て運び出せなかったので、2回目が終わったあとで3回目をお願いしました。

通常の引越し業者さんだと前もって予約して荷物の大きさや総量を確認しないとダメな感じだと思いますが、運び出して残ってしまったら追加で依頼、空いていれば前日依頼でもOKなようでした。私のように前日までバタバタ引越し準備をしている人には適しているかと思います。

林配送さんは引越し業はメインではなく、主に企業の配送業務をメインで行われているようですが、引越し以外でも美術品や個人のちょっとした荷物なども運ばれているようなので、これってどこに頼めば?という方はご相談されてみてはいかがでしょうか。

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