カンペール修繕事例・MAURO系

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MAURO・補修方法

このシリーズはデザインや個体差によって多少範囲が異なりますが、本体が一部ソールに埋まっています。ですのでソール交換の際にはまず埋まっていた部分に革を巻いて補修する必要があります。

カンペールMAURO
カンペールMAURO

巻かないでソール交換できないか?というご質問をときどき頂きますが、埋まっていた部分は表面がザラザラに加工されていたり、ウレタンソールの残骸がべったりと付着したり、ソールとの境目の革が傷んでいる場合があったりと、見栄えの他に補強も兼ねて革を巻いている為、PEUモデルなども同様ですが、当店ではソールに深く埋まっているモデルについては革巻き補修は必須となっています

カンペールMAURO
カンペールMAURO

オリジナルはソールが接着されているだけですが、ソール交換の際には一層目にミッドソールを追加し本体と底縫いをして固定します。その土台になるミッドソールに二層目の新しいソールを取り付けるので踵や爪先が摩耗した際には部分的に補修が可能です。最終的に二層目のソール全面が摩耗した際のソール交換は、二層目のみであれば6.000円程度で交換が可能です。(痛み具合にもよります)

オリジナルのソールはカンペール特有の劣化が起こりやすい素材ですが、ソール交換で使用する素材は劣化が起こりにくい素材を選んで使用していますので安心して履いていただけます。

MAURO・費用と修繕事例

ソール交換費用目安13.500円〜
お預かり期間〜1.5ヶ月間

掲載事例のソールはVIBRAM#1030 ですが、それ以外のソールでもヒールの設定が合えば対応可能ですので、他のモデルの修繕事例もご参考にされてください。ソールとの境目に革が巻かれ縫製されていますが、この部分がソールに埋まっていた範囲になります。埋まっている範囲は個体差があるようで、その都度状態に合わせて革を巻いています。

カンペール MAURO
カンペールMAURO
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